―大阪・ミナミ、千日前のど真ん中。
上方ビルの4階に本堂、3階に大師堂を構えた、真言宗山階派(しんごんしゅう やましなは)のお寺です。
江戸時代多くの寺が立ち並んでいた大阪ミナミの千日前。
しかし明治以降の区画整理や戦災によって次々と失われ、2008年竹林寺の移転を最後に千日前から完全に寺が姿を消してしまった。
「ミナミの将来を考えれば、必ず寺は必要だ」
寺があるからこそ、一本「芯」の通った街ができる。寺が姿を消したミナミの街の「軸」となるという、住職の想いによって弘昌寺は開かれた。
ミナミをショッピングだけの街にはしない。歌舞伎や浄瑠璃など、大衆芸能が大きく花開いたかつてのミナミの賑わいを取り戻し、本当の意味でミナミを再生するために。
弘昌寺は、その拠り所となり、ミナミの街を見守るお寺です。
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御朱印
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聖観音菩薩
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弘法大師
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地蔵菩薩
真言密教「護摩修法」
護摩修法は真言密教の教理に裏付けられた荘厳な宗教儀式です。 「護摩」はサンスクリット語・梵語(古代インドの言葉)「ホーマ」と言い〈焚く〉〈焼く〉などの意味を持つ言葉で、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根本)を焼き尽くすことを表します。 護摩壇の周囲に香華をはじめ五穀、お供物を供え、炉の火中に護摩木を焚いてご本尊をご供養することからはじまる厳粛な秘法です。 護摩修法は皆様の心の中にある仏様と出会う機会でもあります。 この護摩によって、皆様の煩悩を焼き清め、大厄を消滅し、家内安全、商売繁盛、病気平癒、心願成就など開運の祈念をされることをお勧めいたします。
・心願成就 ・商売繁盛 ・家運隆盛 ・開運厄除 ・社運隆盛 ・家内安全
・良縁成就 ・千客万来 ・家庭円満 ・身体健全 ・芸能上達 ・子孫繁栄
・病気平癒 ・必勝祈願 ・合格祈願
護摩木:一本500円
goma; a holy fire
burn small pieces of holy [scented] wood
before a Buddhist altar for spiritual purification
burn small pieces of wood on the altar to invoke divine help
護摩火供在密教中有特別的意識、透過「手印」、「咒語(真言)」、「觀想」三密的清淨合一、
感召佛菩薩諸尊下降、接引衆靈好的境界、並清淨所有參加者的業障。
同時護摩火供有祈求平安吉祥遠離災厄之用。
在密教中、小至個人禍福窮通、大至消除國家天災人禍、均時常為此舉行護摩法會。
- 千日山護法院弘昌寺 住職
鳥居弘昌(とりいこうしょう) - 1959年大阪市生まれ。大学卒業後、大手百貨店に就職するが、家業だった「上方旅館」を継ぐために退社。
その後、旅館は廃業し跡地にテナントビルを建て、上方の文化発信拠点として「TORII HALL」を併設し、大阪の演芸界を支え続けた。
その一方で、1994年京都・山科にある勧修寺にて得度。
2011年には懽頂、千日前にて護摩法要を始める。
2012年、護摩法要の500座を達成し、千日山護法院弘昌寺を開山する。
アクセス access
- 〒542-0074 大阪市中央区千日前1丁目7番11号 千日山 弘昌寺
- TEL 06-6211-7819
- FAX 06-6211-5016
- 地下鉄「難波」駅または「日本橋」駅下車。
- なんばウォークB20出口より徒歩2分。